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ニューイ、新プロジェクトに着手

レッドブルは8日（日）、エイドリアン・ニューイが2014年以降もチームに留まるとの報道を認めた。

それより前、レッドブルは他の有力チームにニューイをさらわれまいと巧妙な作戦を展開したと伝えるメディアがあった。

ドイツ『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』誌によると、レッドブルは英ミルトン・キーンズの本拠地近くに新たな技術センターを建設する。ニューイがプロジェクトの先頭に立って、ざん新な技術を生み出すとのことだ。

革新的な乗用車から航空機まで、プロジェクトは多岐にわたるという。「こうしたレッドブルの計画には裏がある。ニューイはいずれレースの世界が恋しくなり、F1に戻るとの希望的観測だ」と、同誌のミハエル・シュミット記者は伝えている。

以上の記事を受けてレッドブルはF1カナダGPの舞台モントリオールで、ニューイと新たな「複数年の契約」を結んだと発表。

ニューイは「新たにレッドブル・テクノロジー・プロジェクトを」手がける一方、チームは、ニューイから「助言と指導」を受けながら「今後数年、F1マシンを開発」する。

レッドブルは声明で、「新プロジェクトの詳細は追って発表する」としている。