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エリクソン「ブレーキの冷却と摩耗に気を付ける必要がある」

ケータハムのマーカス・エリクソンが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1第7戦カナダGP（6月8日決勝）に向けて意気込みを語った。

マーカス・エリクソン
「僕にとってはカナダでの初めてのレースだし、モントリオールのことについてはいろいろ聞いているから始めるのが待ちきれないよ。モナコの後ではチーム内に複雑な感情があったのは確かだけど、正直に言って、僕は自分の結果についてはかなり満足できたよ。ピットレーンからのスタートだったのに、初めてのモナコで11位になったんだからね。それはチームとしてのこれまでの最上位記録と並ぶものだったし、これから何が起ころうと、これは今シーズン終盤にはすごく大事なものになるかもしれないよ」

「ああいう多くのクルマが完走できなかったというようなレースで、ああいうフィニッシュができたのは、F1ドライバーとして成長を続けられていることの証しだよ。この経験がきっとカナダや、シーズンの残りのレースで戦い続ける上で役に立つはずだと思っている」

「実際、カナダのサーキットは挑戦しがいのあるところみたいだね。速いし、ほとんど市街地サーキットだから、僕たちはかなりダウンフォースを減らして走ることになる。いくつも高速区間があるからね。フリー走行で行う作業で重要なことのひとつになるのがブレーキングだ。週末を通じてブレーキの冷却を最適化しないとならないし、ブレーキの摩耗にも気を付けなくてはならない。特にレースに備えるためにはね」

「モナコを終え、僕はもう仕事に戻る準備は整っているよ。そして、また僕にとって初めてのサーキットで走ることができるのはいいね。みんなも素晴らしいレース週末になるだろうって言っているよ」