メルセデスAMGのニコ・ロズベルグについて、契約延長の交渉が進んでいることをチームの非常勤会長ニキ・ラウダが24日(土)に明らかにした。
F1モナコGP(25日決勝)では、ロズベルグが2年の契約延長に合意したと大きく報じられたが、チームはロズベルグとチームメートのルイス・ハミルトンの2人と「長期に及ぶ関係を築いている」としか話していない。
しかし、ラウダはドイツのテレビ局『RTL』で次のように話した。「非常にいい形で契約交渉を行った」
「最後の署名はまだなので、発表はされていない」
ラウダは、最終的な署名が「近々」されると話している。
「メルセデスAMGのドライバー2人は完ぺきだ。ニコだけでなくルイスもそうだ」
「結果を見れば、変える必要などないことが分かる」とラウダはドライバーラインアップに満足だとしている。
先週は、親会社のダイムラー会長ディーター・ツェッチェが、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がF1で「おそらく最高」のドライバーだと話したことで、アロンソ獲得をねらっているのかとうわさになった。
しかし、モナコでツェッチェは次のように説明した。「正直に言おう。私はスペインにいたんだ。ファン・カルロス(国王)もその場にいた。そして、私は礼儀正しいんだ」
「アロンソは間違いなく最高のドライバーの1人だ。その点は誰もが同意すると思う」とツェッチェ。「だが、もう1つ話した。報道はされなかったけれどね。それは、われわれにはすばらしいチームがあり、非常に満足しているということだ」