2014年F1第6戦モナコGPが5月22日(木)、モンテカルロ市街地サーキット(全長3.340km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から行われたフリー走行2回目でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップに立った。小林可夢偉(ケータハム)は17番手だった。
セッション前に降った雨のためウエット状態でのスタートとなったフリー走行2回目。最初は各チームともなかなかコースインしようとせず、サーキットはしばらく静寂に包まれた。セッション中盤あたりから少しずつクルマが雨用タイヤのインターミディエイトを装着してコースに入ってくると路面状況もそれにつれて改善。
セッションの残り時間が10分を切るころからドライタイヤでコースインするクルマが増え始め、セッション終盤は1周ごとに順位がシャッフルされていく展開となった。最終的に1分18秒482を記録したアロンソがトップとなり、セッション終了を迎えた。
2番手から10番手までの結果は次の通り。2番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、4番手ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)、5番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、6番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、9番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、10番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)。
セッション途中でエンジンに異常が発生したキミ・ライコネン(フェラーリ)が以後走行ができず最下位に終わるとともに、メルセデスAMG勢の一角、ニコ・ロズベルグもあまりタイムを上げず20番手でセッションを終えている。
可夢偉が所属するケータハムもほとんど周回を行わず、可夢偉は合計6周を行ったのみでタイムは1分21秒924で17番手だった。
F1モナコGPフリー走行3回目は、5月24日(土)日本時間18時から始まる。