2014年F1第6戦モナコGPが5月22日(木)、モンテカルロ市街地サーキット(全長3.340km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から行われたフリー走行1回目でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が1分18秒271のトップタイムを刻んだ。小林可夢偉(ケータハム)は21番手だった。
セッション開始序盤はニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップタイムを刻み、それにハミルトンが続く展開となる。ここでもメルセデスAMGの2台がほかのチームよりも頭ひとつ抜け出ている。セッション中盤にはハミルトンがロズベルグをかわしてトップに立つと、そのままメルセデスAMG勢が1-2体制を築いたままでセッションを終えている。
3番手から10番手までの結果は次の通り。3番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、5番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、7番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、9番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)。
可夢偉はスペインGP後に行われたバルセロナでの公式テストでクラッシュしクルマを大破。このため、モナコでは違うシャシーに交換して臨んでいる。だが、思うようにタイムを伸ばすことができず、チームメートにもコンマ5秒近く離される1分22秒492で21番手に終わった。最下位の22番手はセッション序盤でクラッシュしたマックス・チルトン(マルシャ)だった。
F1モナコGPフリー走行2回目は、このあと日本時間21時から始まる。