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アルグエルスアリがヴァージンからフォーミュラE参戦決定

2014年05月13日(火)22:38 pm

今年9月に初開催されるフル電動フォーミュラカーによる世界選手権、フォーミュラEシリーズに参戦を予定しているヴァージン・レーシングが13日(火)にドライバー体制を正式発表した。

ヴァージン・レーシングでステアリングを握ることになるのは、かつてトロロッソで活躍していたスペイン出身の元F1ドライバー、ハイメ・アルグエルスアリと、2012年にメルセデスAMGから若手ドライバーテストへ参加した経験を持つイギリス人ドライバーのサム・バードの2人だ。

ヴァージン・レーシングはやはり2010年から2年間にわたってF1にも参戦していたが、現在そのチームはマルシャとして引き継がれている。フォーミュラEに参戦するヴァージン・レーシングは、F1参戦時と同様にヴァージン・グループの創設者であるリチャード・ブランソンのオーナーシップのもと、アレックス・タイがチーム代表としてチームを率いてゆくことになる。

フォーミュラEシリーズはF1統括団体でもあるFIA(国際自動車)が主管するもので、今年の9月13日(土)に北京で初レースが開催され、2015年6月にロンドンで行われる最終戦まで世界にまたがる10都市で市街地レースとして行われることになっている。レースは10チームが2台体制で臨み、合計20台による戦いとなる予定だ。日本からもかつてF1に参戦していたスーパー・アグリの参戦が決まっている。

ヴァージン・レーシングからフォーミュラEにエントリーすることになったアルグエルスアリとバードは次のようにコメントした。

ハイメ・アルグエルスアリ
「ヴァージンのような組織でドライブできることになってワクワクしている。数々の経験を持つ素晴らしいチームでレースをすることとなり、市街地コースでのレースや、このクルマをテストするのが待ちきれない思いだ」

サム・バード
「フォーミュラEは素晴らしい経験を与えてくれるだろう。自分のキャリアにおける新たなワクワクするようなチャレンジを始めるのを楽しみにしている。最新の電気自動車テクノロジーを用いてのレースになるし、世界でも指折りの大都市の市街地コースで自分の実力を試すことを楽しみにしている」

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