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「メガホン式」排気管が出す音は現行V6ターボとV8の中間程度か

2014年05月11日(日)8:03 am

「メガホン式」の排気管によって、今年のV6ターボF1エンジンの音量を人気のあった昨年までのV8エンジンに近づけることができるかもしれないとドイツのモータースポーツ専門誌が報じている。

来週、F1スペインGP(11日決勝)後にバルセロナで行われるF1公式テストにおいて、メルセデスAMGがトランペットのような部品をF1エンジンの排気管に装着してテストを行う予定になっている。その装置は批判の対象となった今年のF1エンジン音をもっと魅力あるものにするためのものだ。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のミハエル・シュミット記者は、これに関して次のように書いている。

「初期テストにおいては、音量は明らかに増大されることが示された」

シュミットによれば、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は3人の音響エンジニアとともにメガホン式対策案の開発に関与しており、すでに彼らの研究所でテストが行われているとしている。

「その排気管の形状はトランペットかメガホンのようになっており、音量ばかりでなく音質も変えることができる」

そう説明を行ったシュミットは、次のように付け加えている。

「計測値によれば、音量はかつてのV8と現在のV6エンジンの中間程度のものになるようだ」

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