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メルセデスAMG、精神分析医をコンサルタントに迎えたとの報道を認める

2014年05月07日(水)22:44 pm

今年のF1タイトル争いをリードしているメルセデスAMGが、精神分析医をコンサルタントに迎えたという報道が事実であることを認めた。

『Telegraph(テレグラフ)』紙は、今週、かつてサッカー選手としても活躍したことのあるセリ・エバンス医師がメルセデスAMGに帯同して先月行われたF1第3戦中国GPで視察を行っていたと報じた。エバンスは、2011年にニュージーランドのラグビーチーム「オールブラックス」がラグビーワールドカップで優勝を遂げた際にもコンサルタントを務めていたという経歴の持ち主だ。

『Telegraph(テレグラフ)』のダニエル・ジョンソン記者は、50歳となるエバンスは中国GPにおいてエンジニアやメカニックたちの仕事を観察し、分析していたものの、ドライバーのニコ・ロズベルグやルイス・ハミルトンとは接触がなかったと報じていた。

メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、この報道内容を認め、ドイツの『Bild(ビルト)』に次のように述べた。

「メルセデスでは、パフォーマンスをすべての観点から最適化したいと望んでいる。それに、ほかのスポーツから学べることもたくさんあると信じているよ」

「これには、チーム全体のパフォーマンスや、重要な場面でどのように反応し行動すべきか、というようなことが含まれるんだ」

『Bild(ビルト)』は、エバンスが今週末のスペインGP(11日決勝)にも姿を見せるかもしれないとし、ヴォルフはすでにエバンスから中国GPでの分析報告書を受け取ったと報じている。

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