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ロータス、F1スペインGPでエル・グレコ展をプロモート

2014年F1第5戦スペインGP（11日決勝）において、ロータスの今季型車E22のサイドポッドに、ルネサンス後期にスペインで活躍した画家、エル・グレコの名前があしらわれることになった。

今年はエル・グレコ没後400年にあたることから、現在スペインのトレドで回顧展が開催されており、ロータスでもその宣伝活動に一役買うこととなったもの。ロータスでは、これに併せて特製の記念ヘルメットも制作。スペインのマリアーノ・ラホイ首相に加え、スペインGP決勝日にロータスのモーターホームを訪れる予定となっているスペイン国王ファン・カルロス1世にこのヘルメットが贈呈されることになっている。

これについて、ロータスのオーナーであり、現在はチーム代表も兼任するジェラルド・ロペスは次のように語った。

「F1チームがスペインの文化イベントをこういう形で宣伝するのは初めてのことだ。我々は今回、世界中でテレビ観戦する6億人を超える人たちに対し、無償でエル・グレコ展の宣伝を行うことになる。偉大なエル・グレコの名前が画面を通じて紹介されることで、スペインの文化や、観光への支援となることを期待している」