フィアット・クライスラー・ジャパンは、同社が展開するジープブランド新型「チェロキー」を5月17日(土)に発売する。価格は379万8,000円から461万1,600円となる。
今回6年ぶりのフルモデルチェンジが行われた新型チェロキーのエクステリアデザインは、これまでのジープモデルのDNAと伝統を引き継ぎながらも、さらに効率を高めた次世代スタイリングを導入している。フロントに初めて「ウォーターフォールフード(水が滑らかに流れ落ちるようなフード形状)」を採用。従来のモデルではわかれていたグリルとフードを一体化することで、より滑らかなイメージとされている。また、フロントにはLEDクリアランスランプ、ヘッドライト、フォグランプの3つのライティングを採用することで、先進的なイメージも与えられた。
インテリアは、高品質な素材、最先端のテクノロジーなどを取り入れつつ、世界中の美しい景観から得たというインスピレーションに基づいた手仕上げによる流麗な造形、とジープ伝統のクラフトマンシップによってエモーショナルなデザインに仕上げられている。さらに、機能的な収納スペースなども備えられ、デザイン面と利便性がうまく調和されたものとなっている。
また、新型チェロキーの4WDドライブトレインには、ジープ初となるリアアクスル分離機能も採用。道路状況に応じてシステムが4WD性能は不要であると判断すると自動的に2WDに切り替えられ、これにより燃費向上にも貢献。また、クライスラーグループとして初の9速ATを採用。従来のトランスミッションと比較して、より強力な発進加速、高速走行時の滑らかなパワー伝達が実現されている。
<新型「チェロキー」のグレードと価格>
ロンジチュード(2.4L・2WD)/379万800円
トレイルホーク(3.2L・4WD)/429万8,400円
リミテッド(3.2L・4WD)/461万1,600円
※トランスミッションはいずれも9速AT