ロータスのチームオーナーであり、現在はチーム代表も兼任するジェラルド・ロペスは、2014年シーズンはメルセデスAMGが楽々とF1タイトルをものにするだろうと考えているようだ。
深刻なトラブルを抱えながら今シーズンのスタートを切ったロータスだが、これまで4戦を終えていまだに1ポイントも獲得できていない。今後の見通しについて『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に訪ねられたロペスは、次のように答えた。
「まず、メルセデスAMGのことは放っておこう。彼らはこれからも1-2フィニッシュを続けていくだろう」
「レッドブルも大きく進歩してきているから、彼らもまた(戦いを挑むのは)難しいだろう。だが、彼ら以外については面白くなるだろうね」
実際のところ、搭載するルノーエンジンのトラブルによって今シーズンを大きく出遅れることとなったロータスだが、先週末のF1中国GP(第4戦)ではロマン・グロージャンがリタイアに終わるまではポイント圏内を走行するなど、ついに大きく前進をとげていた。
ロペスはさらに続けた。
「フェラーリはフェルナンド(アロンソ)のおかげでいい結果を得られた」
「ウィリアムズが強さを見せているのはエンジンによるものだ。だが、フォース・インディアにはいいクルマがある。そうでなければチームランキングで3番手にはつけられていないだろう」
そう語ったロペスは、次のように締めくくった。
「もちろん、さまざまな要素はある。でも、私はこうしたチームとであればわたりあえると思っているよ」