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マルドナード「ポイント獲得のためには予選でもっと上位になる必要がある」

2014年04月14日(月)12:30 pm

ロータスのパストール・マルドナードが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1第4戦中国GP(20日決勝)に向けて意気込みを語った。

パストール・マルドナード
「上海はシーズン中最長レベルのストレートがあって、とても腕が試されるサーキットだ。僕たちは現時点では長いストレートでの速さがないから少しばかり苦労することになるかもしれないね。だから、コーナーでどれだけ稼げるようにできるかということに目を向けなくてはならない。これも僕たちにとっては難しいことになるだろう。高速や中速コーナーが組み合わされているからいいダウンフォースが必要になる。難しいサーキットだし、僕は好きだよ。だから、あそこでレースをするのは楽しみだ」

「今年の新世代F1カーでは、どこのサーキットでも同じだろうけれど、新たな経験になるし、そこから学んで、週末が進むにつれて改善を果たしていくことになる。バーレーン(第3戦)では完走できたし、経験やデータも増やすことができた。だからレース週末に向けてさらに進歩的に臨むことができる状況にはなっている」

「先週のバーレーンでのテストはあまりよくはなかった。パワーユニットに問題が発生して、本来やり遂げるべきプログラムをこなすことができなかったんだ。これには不満が募ったよ。それでも、やりたいと思っていたいくつかの空力に関する分析作業は行うことができたけれどね」

「バーレーンは厳しい週末だった。とりわけ、クルマのスピードが望むようなところには達していなかったからね。でも、僕たちはすべてのセッションとレースを何の問題もなくやり終えることができた。信頼性という観点からは、それは非常に前向きなことだったよ。それに、ルノー・スポールF1との共同作業によって僕たちの前進も助けられていると思う。E22(ロータスの今季型車)は改善途上だし、そうする上でもレースでの信頼性はまずその第一歩だからね。これからはパフォーマンスに集中していく必要がある。潜在能力は秘めていると思うから、僕たちは集中して、一生懸命に頑張り続けないとね」

「(バーレーンでクラッシュした)エステバン・グティエレス(ザウバー)とは話をしたよ。あれは両者に誤解があったんだと思う。彼はコーナーの入り口でラインをはずしていたし、僕は完全にコーナーで攻めに入っていた。彼は僕が見えていなかったと言ったよ。僕は彼が曲がってくるとは思っていなかったんだ」

「クルマの感触は予選のときよりはかなり良くなっていた。ペースもかなりよくてタイヤもうまくいたわれていたし、戦略もうまくいきそうだった。いくつか順位を上げることもできていたし、ずっと一貫性があったんだ。トップ10入りを目指すためにはまだ懸命に頑張る必要があるけれど、チームもできるだけ早くそこに到達するために頑張っていることも分かっているよ」

「今後の目標はポイントを取ることだし、それに向けて前進していくことは可能だと思っている。特に、予選ではね。レースでのペースはそれほど悪くはないけれど、もっと上位グリッドからスタートする必要があるよ。もし10番手以内からスタートすることができれば、ポイント獲得に向けた戦いも楽になるだろうね」

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