【レース動画】笹原右京、開幕戦２位／フォーミュラ・ルノー2.0（レース１ハイライト映像）
F1ドライバーを目指しヨーロッパに活躍の舞台を移している笹原右京（17才、カーナンバー46）が、2014年フォーミュラ・ルノー2.0北ヨーロッパ選手権（NEC=Northern European Cup）開幕戦モンツァに出場し、２位に入賞した。
フォーミュラカー１年目は、ルーキーとしては上出来の最上位６位だったが、所属チームのユーロ・ノヴァ（EURO NOVA）も初めて扱うマシンということで、理想のセッティングを見つけられず、トップで戦える手応えを掴んでいた本人にとっては悔しいデビューシーズンとなった。
そして２年目、開幕戦モンツァのレース1を予選2位からスタートし、ヨーロッパらしい激戦の末、トップまであと0.8秒差まで迫って2位入賞を獲得した笹原は公式Facebookで次のようなコメントを残している。
「やっと、ヨーロッパでのジュニアフォーミュラードライバーの仲間入りができた感じです！引き続き、この連中たちをやっつけていきます！」
フォーミュラ・ルノーは週末に２レース開催となっており、開幕戦モンツァでは土曜日にレース１、日曜日にレース２が開催された。
2位を獲得した翌日の日曜日、予選4位からスタートしたレース２では接触されリタイアとなったが、その時の状況と次戦シルバーストーンへの意気込みを次のように語っている。
「スタートは無難に決めましたが、1コーナーで前に詰まり、1つポジションダウン。その後のバックストレートからアスカリコーナーにかけて、アウトから並び、ブレーキの時点で完全に前に出て、ターンインでは少し相手のスペースを空けていましたが、自分の左リアに相手がぶつかってきて、コースに戻ろうしましたが、壊れている左リアではなす術なく、スピン。そのままレースを終了するしかありませんでした。
ただ、この週末上位はユーロカップに参戦している選手だったので、ポイントをしっかり稼ぎたかったのですが、これもレース。
次戦はイギリス、シルバーストーンです！この週末でいい感触だった車と一緒に上を目指していきたいと思います！」
まもなく18才の誕生日を迎える笹原右京のF1への挑戦は始まったばかりだ。
次戦シルバーストーンは5月23-25日に開催される。
▼【レース映像ハイライト】フォーミュラ・ルノー2.0開幕戦モンツァ＜レース1＞
【動画1:03】笹原が2位を走行するライバルの背後にピッタリと食らいつき、追い抜くタイミングを虎視眈々と狙う。
【動画1:11】笹原がアウト側にクルマを振り、追い抜きにかかる。
【動画1:15】笹原がアウト側から大胆に追い抜く。
【動画1:20】追い抜きに成功した笹原がやや膨らんだ隙を見逃さず、2台のライバルがコース外にタイヤを落としてでも抜こうと迫るが、笹原は巧みにブロックして死守する。
▼【レース映像ノーカット】フォーミュラ・ルノー2.0開幕戦モンツァ＜レース1＞
