F1第3戦バーレーンGPが最後までスリリングな展開になったことで、レースが退屈になったからすぐにもルールを変えるべきだという意見は成り立たなくなった。
フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロは、燃費を考えなければならない2014年のF1を批判して「タクシー」に例えていた。
これに対して、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)会長ジャン・トッドは、バーレーンGPで最後まで激しいトップ争いを演じたメルセデスAMGの2人を引き合いに出して反論した。
「ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンに聞けば、自分をタクシーの運転手のようだとは考えないだろうね」というトッドの言葉をドイツのメディアが伝えている。
モンテゼモーロは、フェラーリの苦戦を目の当たりにしてバーレーンGPを途中で退席した。
イギリスの『The Sun(サン)』紙は、「悪いね、ルカ。タクシーはあなた用だ」と皮肉っている。