ライコネン「ラップタイムも順位もよくなるはず」
フェラーリのキミ・ライコネンが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第3戦バーレーンGP（4月6日決勝）に向けて意気込みを語った。
キミ・ライコネン
「バーレーンでは冬の間にテストを行ったけれど、今回は開幕2レースでの経験や知識を携えてここに戻ることになる。これまでに学んだことをこのレースでうまく生かさないとならない。やるべきことはたくさんあるけれど、チームの誰もがさまざまなことをできるだけ早く解決しようと懸命に頑張っているよ」
「このサヒールのサーキットには、それほどコーナーがたくさんあるわけじゃない。でも、完ぺきに周回をこなすことはとても難しくなりそうだ。高速区間といくつかかなり低速のコーナーが組み合わされているからね。コーナーが少ないということは、うまく周回することもそれほど難しくないと思うかもしれないけれど、実際にはかなり複雑なんだ。大事なことは、できるだけ早くいいセットアップを見つけることだね。そうすれば週末を通じてクルマをよくして行けるよ」
「もちろん、サーキットによって燃費やタイヤに与える影響度は違うものだけど、バーレーンではこれまでの2レースよりも燃費が大きな役割を果たすことになると思う。でも、それほど大きな問題にはならないかもしれない。メルボルン（オーストラリアGP／開幕戦）でも思ったほどには悪くなかったからね。それに、タイヤに関しても、サヒールのほうがセパン（マレーシアGP／第2戦）よりは少し楽になると思うし、もしクルマを完ぺきにまとめ上げることができれば、タイヤを長持ちさせることもかなり簡単になると思う」
「マレーシアでは1周目で起こったことによって期待したようなレースはできなかった。でも、僕が使わなくてはならない道具に関する理解という点でも前進を果たせたと感じているし、今週末に向けてはより入念な準備ができていると思っている。それによってラップタイムも速くなるはずだし、いい位置に行けるはずだと思っているよ」
