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グロージャン「クルマの理解は深まっている」

2014年03月23日(日)20:51 pm

ロータスのロマン・グロージャンが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP(30日決勝)に向けて意気込みを語った。

ロマン・グロージャン
「マレーシアでまず大変なのが暑さと湿度、そしていつも午後4時ごろに降る雨だろうね! チームとしての目標は、前進し、進歩を果たすことだ。メルボルン(オーストラリアGP/開幕戦)でのレースは、基本的には長くて良いテストだったよ。みんなにとっては簡単なものではなかったけれど、僕はレースでかなりの周回を重ねることができて満足している。いくつか有益なデータも集められたし、そのデータを用いることで改善もできるはずだ」

「目指すのは、セパンで順調な週末を送ることだよ。フリー走行ではスケジュール通りに作業をこなし、そこで得たことを予選や決勝につなげていくことだ。セパンは大好きなサーキットのひとつだし、楽しみにしているよ」

「早めにレースが終わってしまったこと以外は、オーストラリアGPは前向きなものだったよ。レースで44周ができたことで、冬のテスト全体を通じてよりも、もっとクルマについてよく学ぶことができたんだ! チームは多くの仕事をこなしたし、ひとつひとつの変更が正しい方向へと向かうものだった。決勝ではいい感じだと思えたんだけど、パストール(マルドナード/チームメート)と同じ問題が発生してしまった。MGU-Kのシャフトにね。でも、少なくとも何が起こったのかが分からないという状況ではないし、ルノー・スポールF1とともに問題解決に向けて作業を続けているところだ」

「シャシーや、燃料の搭載量を変えたときの空力バランス、そしてエンジンの扱いやすさや燃費などについては、全体的には満足している。もちろん、エネルギーのマネジメントや回生についてまだまだやるべきことはあるけれど、ルノー・スポールF1がこれに関して対応してくれていることも分かっている。僕たちのほうも、セットアップや、クルマをもっとよくするためにはどういう方向性で行くべきかということについての理解も深まってきている」

「例えば、ブレーキングは完ぺきではなかった。でもそれはタイヤとの関係によるものでもあった。新しいタイヤは本当に硬いし、それによるハンドリングの特性も変わっていたんだ。まだそれらのタイヤを完全に使いこなせてはいないけれど、そのうちそれができるようになるよ。取り組むべき分野がたくさんあるけれど、マレーシアに向けては明確な基準となるセットアップが用意できている」

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