ザウバーのエイドリアン・スーティルが、アルバート・パークで行われるF1第1戦オーストラリアGP(3月16日決勝)に向けて意気込みを語った。
エイドリアン・スーティル
「メルボルンは開幕戦をするのにふさわしい街で、楽しみにしているんだ。街は美しいし、コースにはいつも驚かされる。雨が少し降るだろうから、天候も大事な一因だね。それから、まだ開発が進んでいない新車で走るから、すべてが新しくなるようなものだよ」
「予選の走りはレースのそれとは変わってくる。レースの時よりもマシンにパワーがあるからね。ダウンフォースが減って逆にパワーが増したのは、僕たちドライバーにとって大きなチャレンジだよ。より速い最高速に低グリップときたら、メルボルンみたいなサーキットでは面白くなるだろうね」
「100キロの燃料しか使えないことが、エンジニアの連中の顔を曇らせているよ。テスト中にかなり燃費調節の経験を積むことができたけど、実際には長距離のレースで完ぺきにまとめなくちゃいけないからね。現時点では誰がレースを上位で終えるかは宝くじのようなものだから、かなり盛り上がると思うよ」