フェラーリ、V8直噴ターボでリトラクタブル・ハードトップの「カリフォルニアT」公開

2014年03月05日(水)11:38 am

フェラーリが4日(水)、開催中のジュネーブモーターショーでリタラクタブル・ハードトップを採用し、V8直噴ターボを搭載する「カリフォルニアT」を公開した。

【写真】フェラーリ「カリフォルニアT」(全10枚)

カリフォルニアTは、0-100km/h加速を3.6秒、0-200km/h加速を11.2秒というタイムで駆け抜ける。しかも従来型の「カリフォルニア」モデルと比べて、出力は70cv向上し、7速ギアでトルクを49%も増加させながら、約15%もの燃費を抑えることに成功した。

フラットプレーン・クランクシャフト、3ピース構成の鋳造排気マニホールド、そしてターボハウジングといった重要なコンポーネントは、特に精緻(せいち)な設計と最先端の製造技術を採用している。これによってカリフォルニアTのエンジンは、心を奪うパワフルなサウンドを奏で、回転の上昇に合わせてより魅力的なものへと変化する。

また、新型ステアリング・ギアボックスと、新しいサスペンション・セッティングによって、少ないステアリング操作でより応答性に優れた特性を備え、真のスポーツカーとしての運動性能を誇る。新設計のスプリングと最新世代の磁性流体式ダンパー(応答速度50%向上)、そしてボディー・モーション加速度計の作用によりロールとピッチングを抑えて、これまで以上に正確なハンドリングを実現。もちろん、想像以上に快適な乗り心地は損なわれていない。

搭載される電子システムは、最新仕様のF1-TracとESP8.0プレミアム、そして最先端の技術を導入し、応答性の高い、軽快なスポーツカーとしての運動性能を際立たせている。

ぜい沢なセミ・アニリン・レザー・トリムで仕立てられた、クラフトマンによるハンドクラフトのぬくもりを醸し出すコックピットは、人間工学を最大限に取り入れてデザインされた。ラゲッジ・ルームとリアシートを一体化することができる大胆かつ柔軟な設計によって、たとえルーフを格納した状態であっても、ラゲッジスペースを有効に活用できる。

マン・マシン・インターフェースによって、操作系をステアリング・ホイールに統合したほか、ダッシュボード中央に配置した2つのエアベントの間にはターボ・パフォーマンス・エンジニア(TPE)を装備した。

タッチスクロールセンサーとデジタルディスプレーを備えたこのTPEは、洗練された操作性によって、新型エンジンの性能を効率良く引き出すためのデータを表示する。カリフォルニアTにはまた、新型インフォテインメント・システムを搭載。同システムの6.5インチ大型ディスプレーは、ボタンおよびタッチスクリーンのいずれでも直感的に操作できる。

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