F1エンジン開発凍結の期限延長を求めたと報じられていたルノーだが、この要請は却下されたようだ。
開幕前のテストでルノー製のパワーユニットはトラブルが続き、2月28日(金)の開発凍結期限までに修正が間に合わないとされていた。そして実際に、ルノーが開発凍結の延期を要請したとも報じられていた。
しかし、ルノーの責任者レミ・タフィンは28日、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ次のように語った。
「今日我々は、エンジンをFIA(国際自動車連盟)に送った」
「あと3ヶ月あれば助かったということを否定すれば、うそになるがね」
各メディアの報道によれば、フェラーリやメルセデスといったライバルメーカーは期限延長に反対していたという。メルセデスAMGのニキ・ラウダ会長も『Osterreich(エステルライヒ)』紙へ、次のように話している。
「ルールがあるのだから、全員が従わなければならない」