小林可夢偉(ケータハム)は、F1開幕前テスト最終日の走行を担当し、11番手でテストを終えた。
小林可夢偉
「106周を走りきるというのは、いいテストの終わり方でしたね。ただ、終盤にクラッチトラブルがあって、予定していたパフォーマンスランをすることはできませんでした。それでも、今回バーレーンで走った2日間には満足しています。信頼性が高いことは証明できましたし、ここやヘレスで他チームがかなり苦戦していることを考えれば、オーストラリア(開幕戦/16日決勝)でも、その先のシーズンでも信頼性がとても重要になるかもしれませんからね」
「今日はたくさんのプログラムをこなしました。まずは、セットアップ変更をしながらショートランを繰り返しましたが、うまく進歩することができました。午後はロングランに切り替えて、燃費やエネルギーの使い方、タイヤの摩耗を確認し、大量のデータを集めました。レースではこれが決定的な要素になるので、いろいろなモードでクルマがどう挙動するのか理解し始められたのは、とても重要でした」
「来週は何日かファクトリーでシミュレーターに乗って、いよいよオーストラリアです。もちろん、またレースできることに興奮しています。テストで積み重ねてきたことを考えれば、とても面白い2014年シーズン開幕になると思います」