ケータハムのシートを喪失したシャルル・ピックが、ロータスの第3ドライバーに就任。本人は数戦で金曜フリー走行参加に意欲を見せている。
ロータスが20日(木)、公式に発表した限りでは、ピックの仕事はシミュレーター搭乗と実戦現場のサポート業務だ。
「トップチームに加入できて、とてもワクワクしている」と話すピック。ロータスはほかにマルコ・ソレンセン、ニコラ・プロストの両ドライバーも補欠として抱えている。
「レースを走らないのは、確かに昨年との大きな違いだ。でもサーキットに行ってミーティングに参加することによりドライバーとして成長し、進化できるはずだ」
ピックがフランス『RMS Sport(RMSスポール)』に語ったところによると、実車の走行も任務に含まれるという。「金曜日に走ることになりそうだよ」と話すピック。発表は20日、合同テスト開催中のバーレーンで行われた。
「第3ドライバーとはいえ、ステアリングを握るんだから仕事として重要だよ。もちろん走るつもりだ」と言って力を込めるピック。だが、具体的なテストや走行の予定については言及しなかった。
「この機会を利用して2015年には実戦に復帰したい」