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シューマッハのスキー事故調査が終了

2014年02月18日(火)11:19 am

フランスの検察当局が、昨年末に起きたミハエル・シューマッハのスキー事故の原因調査を終了したことが明らかとなった。

1週間ほど前、アルプスにあるフランスのメリベル・リゾートで起こったシューマッハの転倒に関しては、誰の責任も問うことはできないという決定を検察当局が下す準備を行っているとの法務関係者による情報が報道されていた。

そして17日(月)、主任検察官であるパトリック・キャンシーが、スキーリゾートやシューマッハのスキー用具を精査した結果、「誰にも違反行為は認められなかった」ことを認めた。

さらにキャンシーは、シューマッハが頭をぶつけた岩と、最初に乗り上げた岩とは10メートル以上も離れていたということを初めて明らかにした。

しかし、さまざまな方面から、シューマッハが被っていたヘルメットに関する疑問の声が上がっていた。そのヘルメットの破片が事故現場のさまざまな場所から見つかっていたためだ。

フランスのスキーおよび登山協会であるENSAによれば、シューマッハのヘルメットにカメラが装着されていたことで、ヘルメットの「構造を弱めていた」可能性があるという。

ある関係者は、『Telegraph(テレグラフ)』に対し、次のように語った。

「ENSAがヘルメットの破片を分析し、材質のチェックも行ったが、何も問題はなかった。だが、どうして衝撃によって破裂してしまったのか? そこでカメラが疑問視されることになったものだ」

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