元ウィリアムズのアントニオ・ピッツォニアが、今年のF1で同チームが復活すると示唆した。
F1にハイテク技術を持ち込むなど、トップチームとして君臨したウィリアムズも、1997年にジャック・ビルヌーブと獲得したタイトルが最後になっている。
ここ数年は成績が低迷していたが、今季は最も競争力が高いとされるメルセデスエンジンを獲得。また、タイトルの獲得経験もあるパット・シモンズを技術責任者に迎えたほか、長年フェラーリでドライバーを務めたフェリペ・マッサも加入した。さらにピッツォニアが語るところによると、ウィリアムズはこのほかにも人材面に資金を多く投入しているという。
ピッツォニアはブラジルのラジオ『Jovem Pan』へ次のように語った。
「歴史を見れば分かる。彼らは勝てるチームだよ」
「僕が最も驚いたのは、フランク・ウィリアムズ(チーム代表)がチームの技術面にかなりの投資をしたことだ」
「彼らは新しい、有能な人材を獲得している。彼らにとっては安い投資ではないし、チームの歴史を振り返ってみれば、彼らがこんなことをやるのは珍しいことが分かる」
「彼らはいつも、チーム内にいる将来有望な若い人材を昇進させてきたけど、今はとても強力に進化していると思う」
「彼らを取り巻く状況が変わり、トップに返り咲くことを願っているよ」