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レッドブル、2014年F1はエンジン次第と予想

2014年02月06日(木)10:54 am

新車RB10に手を焼いている敏腕デザイナー、エイドリアン・ニューイ(レッドブル)の予想では、2014年シーズンを左右するのは新エンジン規則だ。

先週スペインのヘレスで行われたF1合同テストでレッドブルは、マシンを走らせるのがやっといったありさまだった。空力を徹底的に追求したニューイ作のマシンだけに、ルノーのV6ターボとERS(エネルギー回生システム)をうまく組み込めなかったとみられている。

ニューイは『Autosprint(オートスプリント)』誌へ次のように話した。

「少なくとも、シーズン序盤はエンジンが話題の中心になるだろう」

「信頼性、馬力、燃費、それらが決め手となる」

「空力が勝負に関係してくるのは、新V6ターボが熟成されてからだ」

「しかし、エンジン関係はルノーだけが頼りじゃないことを指摘しておかなければならない。ほかにも多くのメーカーがかかわっている」

「しかも、それぞれのメーカーは開発スピードへの対応が求められるだろう。それが現代のF1だ」

ニューイは、いうまでもなくF1パドックで一番名の通った技術者である。そのニューイが、2014年シーズンの準備作業を「私のキャリアで最大の試練」と言っている。

「あれだけシステムが複雑なマシンなのに、与えられた時間が短すぎる」

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