スズキが、8人乗りミニバンタイプの小型乗用車「ランディ」に、衝突回避支援システムなど先進の安全装備を新たに採用し、さらに燃費を向上させるなど一部仕様を変更して、21日(火)に発売。価格は224万1,750円から299万5,650円になっている。
今回の一部仕様変更では、衝突回避を支援するエマージェンシーブレーキ&LDW(車線逸脱警報)を「2.0X」、「2.0G」に標準装備した。さらに、踏み間違い衝突防止アシストやふらつき警報、全方位モニター[MOD(移動物検知)機能付]などをセットとしたアドバンスドセーフティパッケージを「2.0G」にメーカーオプション設定し、安全装備を充実させた。
スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)を搭載した「2.0X」の2WD車(両側ワンタッチパワースライドドア装着車を除く)は、低燃費16.0km/Lを達成。S-HYBRID搭載の「2.0X」、「2.0G」の2WD車をエコカー減税の免税対象車としている。
また、フロントグリルやフロントバンパー、ヘッドランプなど、フロント周りのデザインを一新し、上質感を高めた外観にするとともに、LEDヘッドランプ(「2.0X」、「2.0G」)やトップシェード付フロントガラス(全車)を採用するなど、商品力を向上させた。
<スズキ「ランディ」>
機種/価格(駆動)
2.0S/224万1,750円(FF)、251万4,750円(4WD)
2.0X/244万7,550円(FF)、269万2,200円(4WD)
2.0G/275万1,000円(FF)、299万5,650円(4WD)
※エンジンはいずれも2リッター、変速はCVT