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デニス、マクラーレンの変化を約束

2014年01月20日(月)16:40 pm

2013年のF1シーズンで一度も表彰台にあがることなく終わったマクラーレン。先週、マーティン・ウィットマーシュに代わって最高経営責任者の地位にロン・デニス(マクラーレン・グループ会長)が復帰するという発表が行われる少し前に、デニスはマクラーレンのスタッフたちを前に20分に及ぶスピーチを実施。デニスがスピーチを終えたとき、スタッフたちからはスタンディングオベーションが起こったという。

66歳となるデニスは、「変化」を約束。そのメッセージは2013年シーズンを壊滅的な成績で終えていたマクラーレンのスタッフたちから歓迎されたようだ。

マクラーレンでレース及びテストのコーディネーターを務めるクレア・マーティンは、ツイッターに「今日のニュースは好意的に受け止められたと言って間違いない」とつぶやいた。

また、設計担当エンジニアのジョバンニ・バンゾーラも、「昨日のロンのスピーチにはすごく刺激を受けた!」と付け加えた。

しかし、かつてマクラーレンでドライバーを務め、その後長期にわたってF1解説者を務めるジョン・ワトソンは、デニスが復帰したからといってマクラーレンがすぐに成功を収めることを期待すべきではない、と『Daily Mail(デイリー・メール)』に次のように述べた。

「彼ら(マクラーレン)は、21世紀への変わり目のころはフェラーリに圧倒され、その後2年はルノーに、そして4シーズンにわたってセバスチャン・ベッテルとレッドブルにやられてきた。そして、2014年にはメルセデスAMGが非常に強さを発揮しそうだ」

「またトップに返り咲く道は険しいものだ。そして、それはロンが復帰したからといって、それほど簡単なことではないだろう」

「建設のような工程をたどることになる。その工程は今年の新エンジン規定の部分から開始され、ホンダとともに2015年及びそれ以降に向けての作業が行われることになるだろう」、とワトソンは結んだ。

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