プジョーは6日(月)、昨年のフランクフルトモーターショーで発表されたハッチバックの新型「308」に続き、ステーションワゴンタイプの新型「308SW」を発表した。3月に開催が予定されているジュネーブモーターショーで初めて実車が公開されることになっており、その後フランスを皮切りにヨーロッパ全土で発売。日本での発売は今秋が予定されている。
新型「308SW」は、高級で広々としたステーションワゴンに特化した設計が施され、現行モデルから引き継ぐのはモデル名だけと言ってよいほどあらゆる点が見直された。ボディーサイズは現行モデルよりも一回り大きくされ、より高級感のあるスタイリングに。トランクルームも610リットルの容量が確保されるなど、セグメントトップクラスの高級感と実用性を兼ね備えるモデルとして生まれ変わっている。
さらに、ハッチバックモデル同様、新型プラットホーム「EMP2」の採用により、現行モデルよりも全体で140キログラムの軽量化。これによってドライバビリティも向上するとともに、ユーロ6適合のガソリンおよびディーゼルエンジンと組み合わされることで高い効率性も実現。BlueHDiモデルでは、CO2排出量はわずか85g/kmと、このセグメントではトップレベルの数値を誇る。