12月29日に起こったスキー事故により、フランス・グルノーブル大学病院で人工的な昏睡状態に置かれている7度の元F1王者ミハエル・シューマッハの最新情報として、友人の元F1ドライバー、フィリップ・ストレイフが、フランスで有名な神経学者で外科医のジェラール・セラン博士から聞いた話として「生命の危機は脱したようだ」と語ったことについて、マネージャーのザビーネ・ケームは4日(土)に「重篤だが安定している」との公式声明を発表した。
「ミハエルの状態は、重篤ですが安定しています」
「ミハエルの健康状態に関するいかなる情報について、担当医師またはミハエルのマネジメントチームからの情報以外は全くの憶測であり、効力が無い情報として扱わなければならないことを強調したいと思います」
さらにヘルメットに装着されていたカメラについても言及した。
「ヘルメットに装着されたカメラは、家族が自ら捜査当局に提供しました」
また、ケームは「家族の希望に反して行われていることは、真実ではありません。引き続き家族のプライバシーを尊重するようお願いいたします」と語っている。
今後の公式発表については「担当医師との協議では、月曜日より前に記者会見をする予定はありません」と語った。