フォルクスワーゲン、新型「ゴルフヴァリアント」を1月に発売

2013年12月26日(木)15:09 pm

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、輸入車では初めて2013年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた「ゴルフ」のステーションワゴンモデルである「ゴルフヴァリアント」を2014年1月6日(月)に発売する。価格は「コンフォートライン」が269万5,000円、「ハイライン」が322万5,000円となる。

【写真】フォルクスワーゲン、ゴルフヴァリアントを1月に販売(全26枚)

今回導入される新型「ゴルフヴァリアント」は、ハッチバックモデルの「ゴルフ」同様、ひとクラス上の安全・快適装備を備え、最大50kg軽量化されたボディーによる高い走行及び環境性能の実現と、「これからの時代のワゴンに求められるあらゆるニーズ」を満載したモデルとなる。

エクステリアは、「ゴルフ」の伝統である水平基調のデザインをフロント部分に踏襲しつつ、フロントサイドからリヤにかけて伸びやかに走るキャラクターラインとルーフラインがこのモデルの特徴となっている。ボディーサイズはこれまでのモデルより若干大きくなったものの、全高が45mm下げられたこととなどにより、全体的にロー・アンド・ワイドなプロポーションが強調されたスポーティーなワゴンとされている。

インテリアでは、運転席側に向けられたセンターコンソールに車両のさまざまな機能を統合管理するタッチスクリーンやエアコンなどの操作系がシンプルかつクリーンに配置された。シートは、「コンフォートライン」には肌さわりの良いファブリックシートを、そして「ハイライン」にはファブリックと上質なアルカンターラを用いたスポーツシートを標準装備。さらに、「ハイライン」には、2種類のレザーシート(ブラック/ブラウン)がオプション設定される。

動力面は、直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボと7速DSGが組合わされ、アイドリングストップ機能とブレーキエネルギー回生システムが付いたブルーモーションテクノロジーが全車に標準装着された。これにより、JC08モードで1.4Lモデルは19.5km/L、そして、1.2Lモデルは21.0km/Lに燃費が向上し、いずれもエコカー減税100%対象となるなど、ハイブリッドモデルに迫る高い燃費性能を達成している。

このほか、ABS、ESP、9エアバッグ、プリクラッシュブレーキシステム、マルチコリジョンブレーキシステム、プロアクティブ・オキュパント・プロテクションが標準で装備されたほか、「ハイライン」には、アダプティブクルーズコントロールとレーンキープアシストシステムも加えられるなど、安全装備にも一層の充実化が図られた。

<新型「ゴルフヴァリアント」のモデルと価格>
TSIコンフォート/269万5,000円
TSIハイライン/322万5,000円
※いずれもFF、5人乗り、右ハンドル

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