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フェラーリ会長、「ポイント2倍」案を酷評

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、反響を呼んでいる「最終戦ポイント2倍」案は短命に終わるだろうと話している。

2014年シーズン最終戦F1アブダビGPの獲得ポイントを2倍にすることで、終盤までチャンピオンの行方が分からないシーズンになることを狙ったものだ。しかし、関係者やファンからは反発の声があがっている。

モンテゼモーロ会長は「ポイント2倍案は評価していない」と語り、こう続けた。

「人為的すぎるね。このルールがあっという間に立ち消えになったとしても驚かないね」

また、モンテゼモーロは、フェラーリの「カスタマーカー」でF1に参戦したいというアメリカのグループから接触があったことを明かした。

現行のルールでは、カスタマーカーの出走は禁止されている。

「そのとおりだ。向こうから接触があり、ルールが許すならば彼らにクルマを売りたい」

「新しいチームが何もないところから強いクルマを作り上げるのは非常に難しい。だから、その手助けをしたい」とモンテゼモーロは締めくくった。