シボレー、2種類のエンジンが「世界の10ベストエンジン」に選出

2013年12月20日(金)12:44 pm

シボレーは、米国の『Ward’s AutoWorld(ワーズ・オートワールド)』誌による「世界の10ベストエンジン」に、同社の2つのエンジンが選出されたと発表した。

この『Ward’s AutoWorld(ワーズ・オートワールド)』誌の「世界の10ベストエンジン」はアメリカで市販される量産車に搭載されているエンジンを対象として毎年選考が行われているもの。今年は16メーカーの44種類のエンジンが選考対象とされ、パワー、燃料効率、新技術、洗練度などの比較・検討を経て決定されている。

今回シボレーから選出されたのは、新型「コルベット」(2014年4月12日に日本発売予定)のために開発された「6.2リッターV8エンジン」と、「クルーズ」(日本未発売)の「2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン」の2機種。

コルベット用に新開発された「LT1型」と呼ばれる6.2リッターのスモールブロックV8エンジンは、最高出力339Kw(460PS)を発揮し、0-60mph加速はわずか3.8秒という高性能を誇りながら、米国EPA基準に基づくハイウェイ燃費は8.1リッター/100kmという効率の高さも実現されている。

高度な燃焼システムをサポートするため、直噴、アクティブ燃料管理、気筒休止、連続可変バルブタイミングなどのテクノロジーが採用されるなど、シボレーの歴史においてももっとも重要な設計変更が施されたものだと言われており、選考にあたった『Ward’s AutoWorld(ワーズ・オートワールド)』誌の編集者トム・マーフィーは、「新しく設計されたスモールブロック・エンジンの登場は、まさに重大な出来事だ。新型シボレーコルベットはこのV8エンジンなくしては存在できなかった」と評している。

また、「クルーズ」の2.0リッター直噴ディーゼルターボエンジンは、最高出力113kW(151PS)、最大トルク358Nm(36.5kgm)を発生。特に、1,750-3,000rpmの幅広い回転域で339Nm(34.5kgm)の高いトルクが引き出され、ほぼ全ての速度域で、オンデマンドなパワーの持続感を得ることができる。ハイウェイ燃費は6.14リッター/100kmで、満タン状態で1,154kmの走行を可能としたほか、加速が必要な時に約10秒間、380Nm(38.7kgm)までトルクを増大させることができるオーバーブースト機能も与えられている。

『Ward’s AutoWorld(ワーズ・オートワールド)』誌のドリュー・ウィンター編集長はこのエンジンに関し、「シボレークルーズのディーゼルは、高速道路で驚くほど効率的で、静かで、走りの楽しさに驚かされる」と語った。

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