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ザウバーのスーティル獲得を評価するレッドブル

2013年12月16日(月)11:28 am

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、ザウバーが2014年のドライバーとしてエイドリアン・スーティルと契約を行ったのは良い選択だったと考えている。

スイスに本拠を構えるザウバーは、1993年以来F1において堅実な中堅チームとして活躍してきているが、2013年はシーズンを通じて財政問題に悩まされていた。

シーズン後半にはニコ・ヒュルケンベルグがザウバーの2013年型車の競争力が上がってきていたことを示したものの、そのヒュルケンベルグは2014年には再びフォース・インディアへの移籍を決めている。

そして、F1デビュー以来、これまでずっとシルバーストンに本部を置くフォース・インディアで過ごしてきていたスーティルは、ヒュルケンベルグと入れ替わる形でザウバーに移籍することになった。

これに関して、マルコはドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語った。

「スーティルは非常にいいし、経験も豊かなドライバーだ」

マルコは、ザウバーが2013年に財政的苦境に立たされたことは認識しているものの、ザウバーは依然として「信頼できるプロ中のプロだ」と語った。

元F1ドライバーであるゲルハルト・ベルガーも、「もしザウバーがF1から消えてしまうようなことになれば、このスポーツにとって非常に大きな損失となるだろう」と語り、「私は、彼らが本来いるべきところに戻ってくることを熱烈に期待しているよ」と付け加えている。

ザウバーは、スーティルのチームメートについては、「後日発表」するとしている。

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