今シーズン限りでF1からの引退を決めたマーク・ウェバーが、ポルトガルのアルガルベ・サーキットでポルシェの新型プロトタイプでのテストを行い、早々とル・マン・シリーズ(WEC/世界耐久選手権)のキャリアをスタートさせた。
ウェバーにとってF1引退レースとなった今季の最終戦F1ブラジルGPからわずか2週間後に、まだカモフラージュのためのカラーリングが施されたポルシェのレーシングカーでテストを行ったウェバーは、そのときのことを「強烈な体験」だったと語った。
これまで7年間にわたってレッドブル・レーシングに在籍し、今後もエナジードリンクメーカーであるレッドブルの支援を受けることになっているウェバーは、次のように続けている。
「レッドブルには、これほど早めにこのプロジェクトに加わるチャンスを与えてくれたことに感謝したい」
「まだこれから先の道のりは長いし、かなりのハードワークが待っているよ」
そうポルシェのプロジェクトについて語ったウェバーは、次のように締めくくった。
「それについては、何の思い違いもしていないよ」