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ベッテルとウェバー、ヘルメットをチャリティーオークションに提供

2013年12月03日(火)16:34 pm

2013年にレッドブルのドライバーを務めたセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが、今季表彰台に上った際に着用していたヘルメットを、脊髄(せきずい)損傷患者のための活動を行っている「ウィングス・フォー・ライフ」に寄贈した。これらのヘルメットは、有名なオークションハウスであるボナムスによって12月9日(月)に競りにかけられ、最高額入札者に売却されることになる。

ベッテルが選んだのは、自身のF1キャリアにおいて初めてホームレースでの優勝を遂げたF1ドイツGP(第9戦)で着用していたヘルメットだ。このヘルメットはニュルブルクリンクでのレースに向けて特別にデザインされたもの。ドイツを象徴する色である黒、赤、そして金色で彩られた光沢のあるものとなっており、そこにベッテルのサインが添えられる。

「これは、今シーズンのヘルメットの中では特にお気に入りのデザインなんだ。そしてあのレースが僕にとって最も特別なものだったことは言うまでもないよね。母国での初めての勝利だったんだ」と語ったベッテルは、さらに次のように続けた。

「レースが僕にとって大きな意味を持つように、ウィングス・フォー・ライフも同じだ。このサイン入りの使用済みヘルメットをオークションに寄贈できるのを光栄に思う。重要な脊髄研究プロジェクトのために、たくさんのお金が集まることを期待しているよ」

一方、ウェバーは2つのヘルメットを提供している。ひとつは9月にモンツァで行われたイタリアGP(第12戦)で使われたもので、このときウェバーは3位表彰台を達成している。もうひとつは、その1レース前のベルギーGP(第11戦)で着用していたもので、このときは5位となっている。今シーズン限りでF1を引退するウェバーは、これらのヘルメットに加えて実際に使用されたアルパインスターズ社製のレーシングスーツにもサインを入れて寄贈している。

「ウィングス・フォー・ライフ」は、脊髄損傷の治療研究に対して資金助成を行う非営利団体であり、レッドブル・レーシングはそのメインパートナーを務めている。

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