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コバライネン、F1シート獲得をあきらめない

2013年12月03日(火)11:22 am

2014年の所属チームがどこであれ、あらためて自分の実力を証明しなければいけない。そのようにヘイキ・コバライネンは考えている。

今年、控えドライバーに甘んじたコバライネンは、それでも来季ケータハムのレースシートに最も近い存在だった。

ところがシーズン最終2戦、古傷の治療で戦線を離脱したキミ・ライコネンに代わってロータスに乗るチャンスが浮上。伝統の黒とゴールドのマシンに乗るも、結果はさえなかった。

F1第18戦アメリカGPと最終戦ブラジルGPは、まったく意味をなさない戦いだったとコバライネンは反省しきりだ。

「実戦から遠ざかっていたところ、いざ戻ってみたらパッとしなかったね」と、フィンランド『Tuttosport(トゥットスポルト)』紙に語るコバライネン。

「全体的に締まらない一年だった」と、コバライネンは自己評価を下す。

しかし、ロータスの誘いを受けたことに後悔はないという。

「素晴らしいチャンスだったからね。ただ、どんなにいいマシンでもモノにできなければ、それは自分の責任だ」

「最初の予想をはるかに超えた、厳しいチャレンジだったよ」

「何より理解できないのは、なぜあれほど多くのミスを犯したかだ。レースの流れに乗り損なったのかな。それとも、ブランクが長すぎたのかもしれない」

多くがF1引退を勧めるが、それでもコバライネンはあきらめない。

「もし、誰かが僕を必要としてくれるなら、実戦の感覚をちゃんと取り戻さないといけない」

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