NEXT...F1開催スケジュール

スーティル、フォース・インディアのクルマをある野菜に例える

2013年12月03日(火)12:17 pm

今季をもって、エイドリアン・スーティルがフォース・インディアを離脱するのはほぼ間違いないかもしれない。スーティルが、今シーズンのフォース・インディアのクルマを「ニンジン」に例えている。

フォース・インディアは間もなく、2014年の新ドライバーラインアップに、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)とセルジオ・ペレス(マクラーレン)を発表するとみられている。これにともない、スーティルは、ザウバーへの移籍がほぼ確実だ。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』とのインタビューの中で、スーティルはフォース・インディアの2013年シーズンに対して批判的だったが、自身のパフォーマンスについては違った。

「僕は良い仕事をしたと思う」とスーティル。

「あちこちで若干のミスはあったかもしれないけど、全体的には良かった」

「結果に関する限り、不運な出来事が起きたり、ほかのドライバーの巻き添えを食らったり、あるいはお粗末なピットストップなどによって、良い結果をかなり棒に振ってしまった。こんな経験はこれまでで初めてだよ」

「あまりにも多くのことが指の間からすり抜けて行ってしまった。シーズン当初のクルマは本当に力強かった。でも、これは小規模チームにはよくある問題さ。突然降ってわいたチャンスは、必ずものにしなきゃだめなんだ」とスーティルは付け加えた。

実に、フォース・インディアは2013年シーズンを勢いよくスタートしたが、シーズン途中にピレリが行ったタイヤ構成の見直しがチームのパフォーマンスに打撃を与えたと言われている。

実際にスーティルは、「クルマは特に良かったわけではない」と指摘する。

「僕たちのクルマは、ありとあらゆる問題を抱えていた。オーバーステア、アンダーステア、低速コーナー、それに高速コーナー。ドライバーとして、これらの問題に対処できることはほとんどなかった」

スーティルは、オレンジとグリーンのカラーリングが施されたフォース・インディアのクルマを同色の野菜に例え、「結局のところ、クルマはニンジンだった。ただ単に、何も機能しなかった」と述べた。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック