NEXT...F1開催スケジュール

ペレスは「尊大」

2013年11月18日(月)12:55 pm

来シーズンのシート確保に奔走するセルジオ・ペレス(マクラーレン)の態度を、2人のF1関係者が非難している。

2013年にマクラーレンに移籍したものの、わずか1年でチームを去ることとなったペレス。

かつて長年マクラーレンのマネジャーを務め、またペレスやその他メキシコ人ドライバーのアドバイザーでもあったジョー・ラミレスは、ペレスの弱点はその「尊大さ」にあるとし、『Cancha(カンチャ)』紙に対して次のように語った。

「彼の頭は、F1ドライバーになるというシンドロームでいっぱいになってしまったんだね」

「F1という面では、この3年でチェコ(ペレスの愛称)はかなり成長した。しかし、残念ながら人間としては同じ速さでは成長できなかったようだ」

『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙の記者リビオ・オリッキオもこの意見に同調し、以下のように述べている。

「ペレスとマクラーレンの関係は1度として、うまくいったことはなかった」

「F1は単に献身的であれば良いというわけではない。むしろそれ以上のものが必要とされる。相互作用や共同など、お互いが手を取り合い、同じ目標に向かって突き進んでいかねばならない。勝つにしろ負けるにしろ一緒なんだ」

「ペレスはそういったことができる人物ではないんだよ」

オリッキオは、かつてペレスが所属していたザウバーもペレスの「尊大な態度」には手を焼いていたとの確認を取っており、この態度が多くの関係者の反感を買っていると付け加えた。

「今年に入ってからを含めて、何度かインタビューをしたことがある」と前置きをしたうえで、オリッキオはこう続ける。

「彼は相手の目を見ようとはせず、早く終われば良いとさえ思っている。彼が働いているチームにおいても同じような態度を取っているに違いない」

「結局のところ、人間関係というものはF1での成功に大きな影響を及ぼすんだ。それがないと何にもならないよ」とオリッキオは締めくくった。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック