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ピレリ「1ストップが主流」

2013年11月18日(月)3:38 am

硬めのタイヤが持ち込まれているF1アメリカGP。タイヤサプライヤーのピレリは、1ストップが主流の戦略になると予想している。以下、ピレリジャパンのプレスリリース。

レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、P Zeroホワイト・ミディアムタイヤで1分36秒338を記録し、アメリカグランプリ予選でポールポジションを獲得しました。P Zeroホワイト・ミディアムはP Zeroオレンジ・ハードと共に今週末用として選択されています。今シーズンのチャンピオンを獲得したベッテルにとって、通算44回目、今シーズン8回目のポールポジションとなります。

強風が吹く気温27℃のコンディションの下、予選が開始されました。ウィリアムズのバルテッリ・ボッタスが、ミディアムコンパウンドでQ1の最速タイムを記録しました。Q1では、2回目のランを行った全ドライバーがミディアムタイヤを使用しました。多くのチームが2回のランを行った中、ロータスの両ドライバーは1回のみのランを行い、レッドブルの両ドライバーは、Q1 を通してハードタイヤ1セットのみを使用し、後続のセッションと決勝用にミディアムタイヤを温存することができました。

Q2に進出した全ドライバーは、セッション開始からミディアムタイヤを使用しました。路面温度がわずかに低下したセッション終盤、ベッテルがチームメイトのマーク・ウェバーを抑えてセッション最速となりました。

Q3 に進出したトップ10ドライバーは、ミディアムタイヤのみを使用しました。ベッテルは、セッション終了間際の2回目のランにおいて、最終セクターでウェバーに差をつけ、ポールポジションを獲得しました。

最終フリー走行(FP3)でも、ベッテルがトップ、ウェバーが2番手タイムを記録し、レッドブルのワンツーとなりました。メルセデスのルイス・ハミルトンが3番手タイムを記録しました。上位のタイムは、ドライバーたちがミディアムタイヤで予選のシミュレーションを行ったセッション終盤に記録されました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント
「今回の我々のタイヤ選択は保守的に寄ったものですので、タイヤを適正な温度で使用することが重要となりました。予選では異例なことですが、セッション中に路面温度がわずかに低下したため、このタスクは必ずしも容易ではありませんで
した。午後を通して変化した風と温度のため、特に難しいセッションとなりました。今日も路面の改善が見られましたが、両コンパウンドの摩耗とデグラデーションは、明日の決勝においてあまり大きな要素にはならないと思います。したがって、昨年同様、1ストップが主流の決勝となるでしょう」

ピレリの戦略予測:
56周で争われるアメリカグランプリでは、1 ストップ戦略が理論的には最速となります。

最速戦略:
ミディアムでスタート
1回目のストップ:19周でハードへ交換

代替戦略:
ハードでスタート
1回目のストップ:37周でミディアムへ交換

マシンスピードに自信があるチームには、2ストップ戦略も有効です。
2ストップでの最速戦略:
ミディアムでスタート
1回目のストップ:10周でハードへ交換
2回目のストップ:33周でハードへ交換

FP3のラップタイム上位:
1 ベッテル 1分36秒733 ミディアム新品
2 ウェバー 1分36秒936 ミディアム新品
3 ハミルトン 1分37秒064 ミディアム新品

トップ 10 ドライバーの使用タイヤ:
ベッテル ミディアム 1分36秒338
ウェバー ミディアム 1分36秒441
グロージャン ミディアム 1分37秒155
ヒュルケンベルグ ミディアム 1分37秒296
ハミルトン ミディアム 1分37秒345
アロンソ ミディアム 1分37秒376
ペレス ミディアム 1分37秒452
コバライネン ミディアム 1分37秒715
ボッタス ミディアム 1分37秒836
グティエレス ミディアム 1分38秒034

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