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ヒュルケンベルグにスポンサーマネーの壁

2013年11月01日(金)10:54 am

スポンサー不足とペイドライバーの力がニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)のF1ドライバーとしての座を脅かすかもしれない。

一方では、ヒュルケンベルグは2014年に向けてドライバー移籍のうわさが舞う「シリー・シーズン」最後の大物ドライバーだとみられており、ロータスやマクラーレンへの移籍、あるいは古巣フォース・インディアへの復帰といった可能性がささやかれている。

だが、マクラーレンではメキシコの企業から支援を受けるセルジオ・ペレスを来季も留めるだろうと言われており、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)も、ベネズエラ国営石油会社であるPDVSAの資金をバックにロータスのシートを狙っているとされている。そして、そのロータスは投資家集団に対する35パーセントの株式譲渡がうまく進んでいないのではないかともみられている。

さらに、ヒュルケンベルグにとって、現在のチームであるザウバーに留まれるかどうかも疑わしい状況となってきている。財政難に陥っているザウバーにとっては、セルゲイ・シロトキンやエステバン・グティエレス(ザウバー)が持ち込むスポンサーマネーは非常に重要だと考えられており、最近ではやはりロシアからの支援を受けるビタリー・ペトロフの加入もうわさされているほどだ。

そしてさらに、今ではヒュルケンベルグのフォース・インディアへの復帰の可能性も小さくなってきているかもしれない。

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