ビタリー・ペトロフが2014年、ザウバーからF1復帰を果たすかもしれない。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、ルノーとケータハムでF1経験のあるペトロフが3,000万ユーロ(約40億円)の資金を持ってザウバーを訪問したと伝えている。
ザウバーは、18歳のシロトキンを来季ドライバーにすることにより、シロトキンの母国ロシアからの支援で財政を立て直す見込みだった。しかし、来季のザウバーにはシロトキンではなく、ペトロフが座る可能性があるようだ。
ロシア側からザウバーへの支払いが予定より遅れて始まったことが先日報じられていたが、その後も支払いは遅れていると『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は伝えた。
一方、ペトロフには世界最大級の企業ガスプロムからの支援がある。
これまでザウバーは来年、シロトキンを起用するつもりだと言ってきたが、まだ来季ドライバーとして正式に発表はしていない。
ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンは、「私たちの目標はセルゲイをF1へと導くことです。しかし彼の活動には柔軟性を持っています」と述べている。
最近では、2014年のシロトキンがレースドライバーではなく、リザーブドライバーになるのではないかともうわさされている。