フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、2011年のラリー事故より以前、ロバート・クビサの起用を真剣に検討していたことを明かした。
事故で九死に一生を得たクビサは、その後かなり回復、現在はヨーロッパ・ラリー選手権にフル参戦中だ。フェラーリのクビサ獲得は過去に何度もささやかれ、実現すればフェルナンド・アロンソのチームメートになるはずだったと言われる。
当時のうわさは本当だったのか質問されたドメニカリは、こう答えた。「イエスだ。彼にはずっと目を付けていた」
「残念だが彼の(F1)復帰はないと思う。とっさの場合、身体的なハンディキャップでうまく反応できないだろう。ほんとうに惜しい」
以上のコメントは、ここ何ヶ月かフェラーリに対して特に批判的な姿勢を示していたイタリアのファン2人がマラネロでドメニカリと面会、その際の質疑応答がフェラーリ公式サイトに掲載されたものだ。