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フォース・インディア、チームの母国レース/F1インドGPプレビューまとめ

2013年10月23日(水)16:23 pm

フォース・インディアのポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルが、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるF1第16戦インドGP(27日決勝)に向けて意気込みを語った。

ポール・ディ・レスタ
Q:3回目のインドGP、チームにとって大切なレースですか?

ディ・レスタ:インドGPは僕たちにとって、いつも一大イベントさ。グランプリ開幕前の数日間はデリーで地元のメディアやファンと交流してから、週末にレースを走る。だからとても忙しい1週間になるんだ。年に何度かインドを訪れるけど、ファンの盛り上がりを実感しているよ。そんな彼らと時間を共有し、間近でF1のスリルを披露できるのは素晴らしいことだよね。

Q:サーキットの感想は?

ディ・レスタ:近代サーキットの中で最高のレイアウトだと思う。特に、長いストレートと大きなブレーキングゾーンがあるセクター1は断トツに良いね。わくわくするような本格的なバトルを仕掛けられる。ほかの区間は高低差や路面がオフキャンバーのコーナーがあるから、良いメカニカルグリップがカギを握る。エンジニアたちにとっては、挑戦しがいのあるコンビネーションだろうね。

Q:週末を前に、期待することは?

ディ・レスタ:日本(第15戦)ではポイントこそ獲得できなかったものの、クルマのセットアップでは実際に進歩が見られた。今週末はさらに進化し、トップ10入りが目標になる。ここのサーキットは、正しいリズムを見つけ、バランスの良いクルマで走れば、そのままラップタイムに反映されるから、金曜日が重要になるだろう。

エイドリアン・スーティル
Q:サハラ・フォース・インディアのクルマでインドに帰ってきます。格別ですか?

スーティル:チームにとって母国GPだから特別さ。クルマの側面にインド国旗のカラーを施していることで、より一層印象的だよね。2年前にインドで初めて走ったときのことを覚えているよ。レースを見に来てくれた大勢のファンが、力強い応援でチームを後押ししてくれた。週末を通じてスポットライトを浴びていたな。それに、記念すべき1回目のインドGPでポイントを獲得したのは、僕たちのチームにとって非常に重要なことだった。

Q:ポイントを獲得するチャンスは?

スーティル:ポイント獲得は、大きな任務だと思っているけど、戦いの準備を整えてレースには臨むつもりだ。最近数レースは、チームにとって簡単ではなかったし、僕自身もクルマのバランスと一貫性を得るのに苦労していた。でも、僕たちは前進しているし、ここ2レースで多くのことを学んだ。より攻撃的な走りをするための自信を得たい僕としては、チームが最近のレースからその方向性をつかんでくれると期待している。

Q:サーキットに関してクルマに必要なものは?

スーティル:とても要求の多いサーキットで、クルマの安定性に加え良いフロントが求められる。韓国と少し似ていて、流れるようなコーナーが長く続くセクター2とセクター3は、ダウンフォースが重要になる。このような特性をうまく生かす最適なバランスを見つける必要がある。

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