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ヒュルケンベルグに手を出せないロータス

2013年10月14日(月)5:03 am

ロータスのチーム代表エリック・ブーリエはF1日本GP期間中、2014年ドライバーについて言及。ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は最有力候補だが、それもチームが「契約金を払える」かどうかの問題だという。

キミ・ライコネン脱退が決まっているロータスでは、フェリペ・マッサ(フェラーリ)も候補のひとりだが、投資家との契約が懸案になっているほか、ルノーとも話をしなければならないとブーリエは語る。

フェラーリ移籍を決めた理由についてライコネンは最近、支払いを待たされているからと、金の問題だったことを明かして物議をかもした。

ロータスが今、身動きを取れないのも、おそらくインフィニティと名乗る投資家集団との契約が成立していないからだ。

「あともう少しだと思う」と、ブーリエは鈴鹿で次のようにコメントする。「この局面を乗り切れば、我々は好きなドライバーを選ぶことができる」

「解決は明日になるかもしれないし、来週かもしれない。だが、仮にニコへ金を払えないことが明らかとなった場合、彼はあきらめる」

またブーリエは、本拠地エンストンの全従業員に給料は支払っているが、中にはこうした状況を「気にして」、パドックで職歴を配って歩いている者もいると打ち明けた。

だが、神経質になる必要はないとブーリエは太鼓判を押す。なぜなら2013年以降、エンジンサプライヤーのルノーとより密接な関係を築くための布石を打っているというのだ。

「ブランド宣伝の機会提供について、彼らに話を持ちかけたい。あるいはもっとがっちりスクラムを組めるような方策を用意してね」というブーリエだった。

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