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ケータハム、ピックに10グリッド降格&ドライブスルー/F1日本GP土曜まとめ

2013年10月13日(日)3:36 am

鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GP、ケータハムのシャルル・ピックは予選20番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは予選21番手だった。なお、ピックは前戦韓国GPで今季3度目の戒告処分を受けたため10グリッド降格。また、日本GPの予選中にピットレーン出口の信号が赤だったときにピットレーンを出たとして、ドライブスルーのペナルティーを科されている。

【結果】F1日本GP 予選、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数

■シャルル・ピック(フリー走行3回目20番手/予選20番手)
「金曜日よりクルマのバランスが改善された状態で3回目のフリー走行が始まった。セクター1が特に改善されていた。一方で、トラクションがそれほど良くなかった。でも、やっと見つけた空力バランス面で妥協したくなかったから、2回目の走行ではブレーキバランスに手を加えることにした。そうしたら若干改善が見られた」

「いつも通りのプランを貫き、2回目の走行はプライム(ハードタイヤ)で走ってから、オプション(ミディアムタイヤ)に変えた。予選で求められる一発の速さに向けてフロントウイングも少し変更したけど、ミディアムタイヤで走ったときに金曜日ほど大きな違いは感じなかった。クルマは、特に高速コーナーでアンダーステアがひどかったから、予選が始まる前にまたいくつか変更を加えた」

「Q1の1回目の走行では、ミディアムタイヤで計測ラップを3周走った。クルマの感触はすぐ良くなったよ。ランチの間にさらなる変更を加えていたから、クルマのバランスが一気に良くなっていた。1回目の走行はまずまずだったけど、まだ時間があったから、セッションの終わりにもう一度計測ラップを1周走ることにしたのさ」

「ピットを出たとたんに赤旗でセッションが中断になってしまい、まっすぐピットへ戻った。でも、あと1周走るには十分な時間が残っていた。残念ながら、残り時間でセッションが再開されたとき、コース上で十分なギャップがなく、途中まで1回目の計測ラップをコンマ4秒上回っていたのにほかのクルマの後ろに引っかかってしまい、タイムを更新することができなかった。本当に残念だよ」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行3回目19番手/予選21番手)
「クルマのバランスがとても良い状態でフリー走行3回目を開始したんだ。ターン11とターン16の入り口に少し手を焼いていた。タイヤの摩耗が増したために若干アンダーステア気味だったけど、深刻なレベルではなかった。一発の速さが求められる予選の走りに備え、コーナーの入り口に差しかかった時のクルマの挙動を改善するために、車高とフロントウイングを最後に調節した。これによってクルマのバランスは改善されたけど、低速コーナー入り口の挙動はまだ改善させる必要があったから、ランチの間もQ1に向けた準備を行った」

「(ソフト側の)ミディアムタイヤで予選を始めた。計測ラップを3周走ったんだけど、ペースがあまり良くなかった。コース上はとても混雑していて、クリアなスペースがほとんどなかった。でも、クルマは最初の1周が最も速かったから、2回目の走行では計測ラップは1回だけにした」

「コース上へ出たとたんに赤旗で中断し、戻ってこなければならなくなった。セッションが再開されたとき、タイヤを最大限にいかす走りができなかった。でも、ペナルティーがいくつか出ているようだから、明日の決勝ではもう少し上からスタートできそうだね。最近のレースで見せたようなスタートを明日の決勝でも再び決められたら、決勝では目指している場所に再び戻れるかもしれない」

【写真】F1日本GP土曜日(全30枚)

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