長年キミ・ライコネン(ロータス)と行動を共にしているレースエンジニアのマーク・スレイドは来季、ライコネンに付いてフェラーリに移籍しないことが明らかになった。
ライコネンとスレイドが最初に仕事をしたのはマクラーレン。その後、ライコネンがWRC(世界ラリー選手権)からF1に復帰した2012年、両者はロータスで再びコンビを組んだ。
10日(木)のイタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙によると、フェラーリはスレイドを雇う「つもりがない」とのことだ。
今季でフェラーリを退団するフェリペ・マッサに付いているロブ・スメドレイは来季、ウィリアムズに移籍するというが、同紙は、フェラーリはどうやら内部から新たなエンジニアを登用し、ライコネンに付かせる意向だと伝えている。
かつてフェラーリでライコネンと組んだアンドレア・ステラは現在、フェルナンド・アロンソを担当している。