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ケータハム、ヴァン・デル・ガルデがクラッシュ/F1日本GP金曜まとめ

2013年10月12日(土)1:12 am

鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GP、ケータハムのシャルル・ピックは初日19番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは初日20番手、フリー走行1回目を走ったヘイキ・コバライネンは19番手だった。

【結果】F1第15戦日本GPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

■シャルル・ピック(フリー走行1回目出走せず/フリー走行2回目19番手)
「フリー走行2回目でクルマに戻ることができたから、セッション開始と同時にすぐにハードタイヤでの作業に取り掛かった。最初は、コーナーに入るときにクルマがかなり鋭敏過ぎる感じだったし、高速区間ではかなりアンダーステアもあった。だから次の走行では少しフロントウイング(のダウンフォース)を加えたんだ。それによってバランスは少しよくなったけれど、最高ってほどではなかった」

「オプション(ミディアムタイヤ)でもそれは同じだった。でもロングランに向けてリアのアンチロールバーを少し変更したら、いい感じになった。間違いなく正しい方向に進んではいるけれど、まだ十分というにはほど遠いよ。進入時はだいぶ落ち着いてきたし、コーナー中間点でのアンダーステアもいくらか減らすことができた。でも最後の走行を通じて、土曜日(予選)に向けてはギア比の見直しも必要だということは明らかだった。全体的にはそれほど悪くはなかったけれど、明日はもっと改善できると思っている」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行1回目21番手/フリー走行2回目20番手)
「フリー走行1回目のスタートは問題なかった。クルマのバランスはそんなに悪くなかったけれど、タイヤの摩耗が始まるにつれて必要以上にオーバーステアが生じてきた。それを調整するためにウイングをもっと調整する必要があるように思えたよ。特に低速区間に向けてね。僕たちは低ダウンフォースのセットアップでスタートしていたから、なおさらね」

「高速走行のときはかなりよかったけれど、2回目の走行のときにウイング(のダウンフォース)を少し増したら、最初はちょっとよくなったよ。僕たちはセッションの中で、2番目の空力設定に切り替えたんだけど、残念ながら計画通りには進められなかったよ。終盤にターン9でコースアウトしてしまったんだ。それで僕のフリー走行1回目は終わってしまったけれど、それまでに15周はできていたから、それほど大きな問題にはならなかった」

「フリー走行2回目がスタートしたとき、クルマのバランスはよくなっていた。ランチタイムに変更を加えていたからね。でも第1区間では依然としてアンダーステアに悩まされたし、第2区間の終盤ではオーバーステアが起こってしまい、ターン11と17では望んだような加速力も得られなかった。オプション(ミディアムタイヤ)での走行のときにはフロントウイング(のダウンフォース)を加えたんだけど、1周を速くまとめあげることはできなかった」

「最後は通常のロングランに取り組んだ。ハードタイヤで始めたんだけど、セッション終了間際にピットインするまで、20周以上にわたってうまく持ちこたえてくれたよ。正直に言って、ハードとミディアムにそれほど大きな違いがあるとは感じられなかった。でも、今夜は両方のクルマから得られたデータを調べて、明日はどの部分で進展を見せることができそうか考えてみるよ。全体的には少しばかり不満の残る1日だったけれど、クルマにはもっと潜在能力があるのも分かっているから、いつものように楽観的に考えているし、明日また頑張るよ」

■ヘイキ・コバライネン(フリー走行1回目19番手)
「またクルマに戻ってこられてよかった。とりわけ、僕が世界でも最高だと考えているサーキット、鈴鹿でそれが果たせたのはうれしかったよ」

「僕たちは極めて標準的な形でフリー走行1回目に臨んだ。最初に周回したときからクルマの感触はまずまずだったし、全体的なバランスは僕がモンツァ(イタリアGP/第12戦)で最後に乗ったときよりもわずかに改善されていたよ。特に、ステアリングはとてもいい応答を示すように感じた。僕が最後に運転したときよりさらによくなっていたから、自信を持って攻めることができたし、コーナーでもコントロールし続けることができていた」

「セッション終盤ではブレーキをかけたときの安定性もまずまずだった。タイヤは1周の終わりごろにはかなり熱を持っていたから、最後のコーナーだけはちょっとだけ問題があったよ。ターン6と7ではちょっと神経質な感じだったけど、逆にターン13と14ではかなり安定していた。低速時の加速力にも問題があった。だから2回目の走行に向けてそれに取り組んだよ」

「2回目の走行では高速区間でリアの感触がよくなかった。特に1回目のタイムアタックで第1区間がそうだった。でも、ブレーキ時の安定性は改善できたし、リアタイヤの性能低下も問題なかった。実際、走行を通じて改善されて、ロングランでも同じことが続くどうか興味深いね」

「最後の走行では、タイヤがもう音を上げ始めていたから、最初の走行2回と正しく比較するのは常に難しくなるものだ。リアウイングに異なるセッティングを試したら、バランスはオーバーステア寄りに変わってしまった。でも、全体的にはいい感じだったし、特にグリップのレベルは改善され続けていた。だから、僕は自分のやった仕事や、僕たちが金曜日の午前中に果たせた進歩に関して、満足してセッションを終えることができたよ」

【写真】F1日本GP金曜日(全30枚)

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