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ケータハム、1年の中でも一番のグランプリ/F1日本GPプレビューまとめ

2013年10月11日(金)8:40 am

ケータハムのシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデが、鈴鹿サーキットで行われるF1第15戦日本GP(10月13日決勝)に向けて意気込みを語った。

シャルル・ピック
「韓国GPを終えて、直接日本へ行く。1年の中でも一番のグランプリだ。鈴鹿は特別な場所だよ。1年の中でも特に素晴らしいサーキットだし、日本のファンからの応援は、とにかくものすごいんだ。去年は、僕にとって初めて日本でするF1レースだった。大勢の人からシーズンのハイライトになるよと聞いていたけれど、それは間違いじゃなかった」

「コース自体、スパやモンツァ、ニュルブルクリンクと並んで、一番好きなコースだ。特にすごく高速の第1セクターが好きなんだ。ラップタイムを最大限稼ぐには、そこが速く、スムーズかつ正確でなければならない。セクター2に入ると、ヘアピンへの入り口に追い抜きのチャンスがある。そのあと来るスプーンと130Rは、F1の中でも一番有名なコースだ」

「正直言うと、130Rは以前ほどやりがいがある訳ではないかな。かなり簡単に全開で行けるからね。でも、自分の周りにクルマがいるレース序盤にあのコーナーに飛び込むときは、やっぱりすごく高速だよ」

「だけど、日本GPを本当に特別なものにしているのは、コースだけじゃない。これほど素晴らしいレースにしているのは、ファンの力だ。木曜の朝に到着した時から、決勝後の日曜夜遅くまで、グランドスタンドがいっぱいなんだよ。去年感動したのは、ファンがレース後に何時間もグランプリの再放送を見て、生で起きているかのように応援していたことだ。世界中でも一番情熱的で知識のあるファンだよ。彼らのおかげで、このイベント全体が本当に特別なものになっているんだ」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「日本でグランプリにフル参戦するのは初めてだけれど、鈴鹿を走るのは初めてじゃない。去年、フリー走行1回目に22周したからね。鈴鹿と日本にまた戻れて、かなり興奮している。2012年は本当に楽しかった。去年は東京に行く機会がなかったから、今年こそ首都を見るぞと決めたんだ。それで、トレーナーのカルロスと一緒に韓国から直接日本へ向かって、数日過ごしてから新幹線で鈴鹿へ行くよ」

「コースについては、1年中でも特にやりがいがあるのは間違いない。本当のドライバーズ・サーキットで、最近作られたほとんどのコースより中速・高速コーナーが多い。1周通して攻めるには、少し勇気が必要だ」

「韓国へ行く前に、何度かシミュレーターで鈴鹿を走ったから、2013年のクルマが2012年と比べてどうなのか、ほぼつかんでいるよ。だから、金曜にコース上ですぐ仕事に取りかかれる。それが週末に向けて適切なセットアップをする上で、大きな助けになるんだ」

「韓国は、かなりつらいレースだったから、すぐ仕事に戻りたいよ。連戦のいいところは、それができることだね。シーズン通して言ってきた通り、自分が成長し続けているのは分かっているし、さらに学習を続けるよ。世界中探しても、たぶん鈴鹿以上に自分を追い詰められるF1のコースはない。どんな結果になるか見てみよう」

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