ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが、鈴鹿サーキットで行われるF1第15戦日本GP(10月13日決勝)に向けて意気込みを語った。
ニコ・ヒュルケンベルグ
「鈴鹿はすごく楽しみだ。イベントもサーキットも、常に最高の週末を約束してくれるからね。ドライバーはチャレンジを好むもの。鈴鹿はまさしく挑戦しがいのあるサーキットだ。昔ながらのコースで、少しスパ(フランコルシャン)に似ているかな。みんな自然に笑みがこぼれてしまうくらいだよ」
「一歩、サーキットに足を踏み入れると、歓迎ムードはものすごいの一言だ。ファンのみんなは行儀がよくて、とても愛らしい。特に、両手を使ったウェーブがすごく楽しいね。ぜひ僕も覚えて帰りたいよ。ほんと最高だ」
「もちろんS字と130Rの素晴らしさは、言うまでもない。F1マシンを走らせるには最高のコースだ。F1ならではのダウンフォースを全身で感じられる。それと、Gの凄まじさたるや、身体にかかる負担がとても大きい。特に首がすごいよ。サーキットを離れると、楽しみはやはり食事だね。特に鉄板焼きや寿司が好物。去年は7位だった。今年ももちろん、好結果を出したい。すごく前向きな雰囲気でレースの週末を迎えるよ」
エステバン・グティエレス
「鈴鹿はずっと走ってみたかったコースなんだ。テレビで車載映像を何度も見ているし、去年の大会はチームについて行ったから、コースについては分かっている。高速コーナーがすごく多くて、テクニックも必要なおもしろいサーキットだね。走る前からすでに、自分の大好きなコースだといえるくらいだ」
「また日本に行けるのがすごく楽しみだよ。ファンはF1の知識が豊富で、ほんとうにすごい。控えドライバーの身分だった去年の僕も知られていたくらいだからね。雰囲気は最高だし、すごくエネルギーを感じるし、あれほどF1に情熱的なファンに会ってしまったら、僕も燃えちゃうよ」