東京都内で8日(火)、2006年からウィリアムズのオフィシャルパートナーであるランスタッドが、交流イベントを行った。
前戦F1韓国GPを終えて、昨夜日本に到着したパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が登場。トークショーの前に、今年9月に長女が誕生し父親になったマルドナードにピンクの子ども用甚平がプレゼントされた。
ランスタッドは世界最大級の総合人材サービス会社であり、仕事についても質問が出された。もし、F1ドライバーになっていなかったら、どんな職業に就いていたと思うかと尋ねられたマルドナードは、「とても難しい質問だね」と答えさらにこう続けた。
「7歳からカートを始めてレースをしていて、それ以外の人生の選択を今まで一度も考えたことがなかった。でも、いつかはF1のシートを降りる時がくる。そのときでもレースの世界、F1の世界にかかわるかたちできっと何か仕事をしていると思うよ」
トークショーが終わると、予定されていなかったサプライズが! マルドナードの希望で、写真撮影の場が設けられた。希望者と写真を撮ることになったマルドナードは毎回笑顔で写真撮影に応じ、さらにファンと丁寧に言葉を交わしていた。
会場には、レーシングゲームが用意されており、「パストール・マルドナード選手と夢の対決!! ランスタッド日本GP」が行われ、予選で勝ち抜いたオカモトさんとマルドナードが決勝で戦った。マルドナードは途中、コースオフするシーンも見せたが、トップでチェッカーを受けた。
マルドナードは最後に、「今日はありがとう。レース会場以外でも、みなさんと接する機会があって、楽しい時間を過ごすことができて、僕は幸せだよ。今週末のレースを鈴鹿で楽しんでくれることを願っている」と語り、会場を後にした。