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ケータハム、雨が降ればチャンス/F1韓国GPプレビューまとめ

2013年10月03日(木)8:30 am

ケータハムのシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデが、韓国インターナショナル・サーキットで行われるF1第14戦韓国GP(10月6日決勝)に向けて意気込みを語った。

シャルル・ピック
「木浦に向かう前に、ギド(ヴァン・デル・ガルデ/チームメート)と僕はソウルで行われるルノー・サムスン・モーターのラジコンカー選手権で、ルノー・スポールF1の手伝いをすることになっているんだ」

「何度かYouTubeでそのレースを見たことがあるんだけど、すごく速いんだよ! 実車と同じスケールに置き換えたら時速600マイル(約965km)にはなると思うし、正直に言って、彼らがどうやってそんな速さで走らせ続けられるのか分からないよ。いい形で1週間を始められるし、水曜日(2日)には通常のレースウィークの準備を始めるために木浦へ向かうよ」

「昨年は僕にとって韓国での初めてのレースだったし、とても楽しめた。もちろん、今年は違うパッケージだし、かなり腕が試されるサーキットだから3回のフリー走行を全部最大限に生かして、予選やレースで全力を尽くすことが大切だよ。シンガポールでは週末の間ずっと満足のゆくクルマのバランスは得られなかったから、韓国では同じようなことにならないようにしたい。特に、もし日曜日(6日/決勝)が雨になれば、セーフティカーが導入される可能性があるから、そのときは僕たちにとって有利になるよう、うまくチャンスをつかむことができるようにしないとね」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「次は韓国だけど、ここも昨年走ったことがあるサーキットだ。僕たちの1週間はソウルでのルノー・スポールF1のイベントで始まり、そのまま木浦へ向かってレース週末を迎えることになる。これまでソウルを訪れる機会はなかったけど、みんながマジでカッコイイ街だって言うから、仕事が始まる前に見て回るつもりだよ」

「韓国のサーキットも2012年のフリー走行1回目で走ったことがある。合計で19周を行ったし、自分のラインを見つけて攻める走りができるようにするには十分だったよ。今年はタイヤが違うけれど、昨年はかなりのサーキットで走行をしたから、その経験が今ではとても役に立っている。つまり、フリー走行1回目の最初から、周回を重ねるごとに、週末に向けて正しいセットアップを見つけることに取り組めているからね」

「コックピットの中から見た印象は、韓国のサーキットはかなり典型的な近代F1サーキットだね。ターン2を過ぎるとすぐに長いストレートがある。そこでは直線でのスピードが必要だ。そして、ターン3、4、5、そして6まではストップ・アンド・ゴー的な感じになる。そこからは強いブレーキングが必要なターン10まで高速区間へと入っていくんだ。すべての区間で路面がかなり凸凹しているし、フリー走行1回目の早い段階ではサーキット全体のグリップが低い。でも、週末を通じて急速に路面状況は良くなるから、かなり最初のうちから攻めた走りができるようになるよ」

「今年、もし雨が降れば、間違いなく相当面白くなるね。僕たちのクルマはウエット状態に合っているし、僕が今年活躍できたレースのうち2回はウエットからドライへと状態が変わったサーキットでのものだ。だから、また予測不能な天候になればいいんだけどな。多分、日曜日に車高の調整を担当する連中はそれには賛成してくれないだろうけどね!」

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